不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/5/12

減収も、財務面でリファイナンス等を実施。経常利益大幅増/ケネディクス11年12月期第1四半期決算

 ケネディクス(株)は、2011年12月期第1四半期決算短信を発表した。

 当期(11年1月1日~3月31日)の連結業績は、営業収益49億8,000万円(前年同期比▲4.1%)、営業利益15億5,200万円(同8.2%増)、経常利益6億4,000万円(前年同期:5,300万円)、純利益1億500万円(同:純損失6億5200万円)であった。

 対象不動産の外部売却、アセットマネジメント契約の終了等により、受託資産の減少が新規受託を一時的に上回ったため、同社グループが受託するアセットマネジメント受託残高が前連結会計年度末比▲2.2%の1兆735億円となり減収につながった。
 一方で財務面において同社連結子会社においてノンリコースローンによる資金調達のリファイナンスを通じて金融費用の削減、資金調達の長期化等を推進した結果、経常利益は大幅増となった。

 なお、東日本大震災では、自己勘定保有物件数物件の建物・設備に一部損害を受けたことから、復旧に必要な見積り工事費用を災害による損失として、匿名組合出資持分の譲渡損等も合わせ、特別損失6億円を計上した。

 通期は営業収益219億円、営業利益76億円、経常利益37億円、純利益20億円を見込んでいる。

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