不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/5/13

首都圏中古マンション、成約2ケタ減続くも減少率は縮小/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は13日、2011年4月の市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古マンション成約件数は2,258件(前年同月比▲14.4%)と2ヵ月連続の2ケタ減。東日本大震災の影響が継続しているものの、減少率はやや縮小した。成約件数を都県別にみると、地震による液状化現象が各地で発生した千葉県が311件(前年同月比▲6.3%)と3割を超える減少だった3月からは回復。ただし、東京都1,015件(同▲16.9%)、埼玉県314件(同▲12.3%)、神奈川県618件(同▲14.9%)はいずれも2ケタ減となっている。

 成約単価は、1平方メートル当たり38万6,100円(同▲1.1%)。都県別では、東京都51万1,300円(同0.5%増)、埼玉県23万7,400円(同▲0.6%)、千葉県25万5,100円(同5.7%増)、神奈川県34万7,800円(同▲1.6%)。平均単価、平均価格ともに16ヵ月ぶりの前年割れ。

 なお、新規登録件数は1万4,438件(同29.2%)で9ヵ月連続の2ケタ増。成約平均価格は2,504万円(同▲1.2%)、平均専有面積は64.85平方メートル(同▲0.1%)だった。

 また、中古戸建住宅の成約件数は781件(同▲13.1%)と2ヵ月連続の2ケタ減。成約平均価格は2,818万円(同▲2.5%)で、2ヵ月連続の下落となった。

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