(株)レオパレス21は13日、2011年3月期決算を発表した。
当期(10年4月1日~11年3月31日)の連結売上高は4,843億9,000万円(前年比▲21.9%)、営業損失236億700万円(前年同期:営業損失297億2,700万円)、経常損失318億800万円(同:経常損失338億3,100万円)、当期純損失408億8,900万円(同:当期純損失790億7,500万円)、と2期連続で多額の損失計上となった。震災関連の特別損失は約12億円。
主力の賃貸事業は、景気低迷により入居率が80%(前期比▲2ポイント)と低下。さらに、繁忙期に発生した東日本大震災の影響を受け、売上高3,566億600万円(同4.2%増)、営業損失300億9,400万円(前年同期:営業損失478億7,500万円)となった。
アパート建築事業は、入居率の下ぶれによる受注低迷とキャンセルで、受注高442億8,000万円(前期比▲73.6%)、受注残1,202億9,700万円(同▲34.5%)、売上高1,078億2,100万円(同▲54.5%)、営業利益119億7,100万円(同▲59.8%)にとどまった。
なお、次期については期末賃貸管理戸数57万6,000戸(同5,000戸増)、平均入居率82%(同2ポイントアップ)、連結売上高4,999億円、営業利益32億円、経常利益18億円、当期純利益30億円と黒字転換を見込む。