不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/5/16

主力の寮事業は堅調に推移/共立メンテナンス11年3月期決算

 (株)共立メンテナンスは13日、2011年3月期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~11年3月31日)は、連結売上高849億8,300万円(前年同期比0.6%増)、営業利益46億1,000万円(同14.3%増)、経常利益33億800万円(同9.8%増)。当期純利益は、資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額約6億円の計上や、震災による損失1億1,100万円の発生で10億5,200万円(同▲16.1%)となった。

 主力の寮事業は、同社学生寮事業の利用校が1,581校、契約者数は1万8,180人(同4.7%増)となり、売上高は230億100万円(同1.9%増)。社員寮事業は、期末の契約者数が7,722人(同2.8%増)と順調に推移したものの、前期に比べ大口契約による契約金等が減少、同社社員寮の利用企業数は1,203社となり売上高は91億2,600万円(同▲2.4%)となった。ドミール事業は、入居者数4,054人(同7.4%増)となり、売上高34億7,900万円(同2.7%増)。受託寮事業は、新規受託の拡大を進め、売上高29億9,100万円(同3.7%増)を計上した。
 寮事業全体では、事業所数412ヵ所(同4ヵ所増、受託を除く)、定員数は3万1,660人(同811人増)、売上高385億9,900万円(同1.1%増)、営業利益58億4,200万円(同16.3%増)と増収増益となった。

 次期は、連結売上高920億円、営業利益48億5,000万円、経常利益35億円、当期純利益14億3,000万円を見込んでいる。

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