不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/5/16

前期末契約残が売上げに寄与し、増収増益を確保/アールシーコア11年3月期決算

 (株)アールシーコアは12日、2011年3月期決算を発表した。

 当期(2010年4月1日~11年3月31日)は、前期末の受注・契約残と当期契約高からの回収が順調に進んだことから、連結売上高は88億9,800万円(同21.1%増)、原価低減などによる売上総利益率の改善により営業利益5億7,300万円(同191.0%増)、経常利益5億7,600万円(同213.8%増)となった。遊休地の売却に伴い税金費用が減少したことなどから、当期純利益3億8,900万円(同421.9%増)。

 スクエア部門では、「BESSスクエア総合展示場」(東京・代官山)のモデルハウス建替えや営業体制の強化を行ない、新規契約につなげる一方、契約物件の納品および施工を順調に進捗させることにより、売上高19億4,700万円(同3.7%増)、セグメント利益3億2,700万円(同11.9%増)となった。

 HS(ホームソリューション)部門は、不動産販売事業の販売在庫圧縮が進み、新築建設用地媒介業務も順調に推移。別荘タイムシェア事業においては、たな卸資産の早期償却を終えていることもあり、収益が改善、売上高は7億2,700万円(同12.8%増)、セグメント損失2,100万円(前年同期:セグメント損失8,700万円)となった。

 販社部門は、ログハウス等キット販売の契約高は45億9,000万円(同8.9%増)、東日本大震災の影響で販売物件の一部が次期先送りになったものの、売上高58億300万円(同26.1%増)、セグメント利益15億2,800万円(同20.7%増)と増収増益となった。

 次期は、売上高88億9,000万円、営業利益1億4,000万円、経常利益1億3,000万円、当期純利益1,000万円を見込んでいる。

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