不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/5/16

震災被害を特損計上。増収減益に/すてきナイスグループ11年3月期決算

 すてきナイスグループ(株)は13日、2011年3月期決算を発表した。

 今期(10年4月1日~11年3月31日)の連結売上高は2,392億6,000万円(前期比7.4%増)、営業利益30億8,500万円(同14.2%増)、経常利益18億100万円(同39.7%増)、当期純利益3億1,800万円(同▲37.9%)。販売費及び一般管理費の削減により営業利益は大幅増となったが、東日本大震災により被災した宮城県多賀城市の倉庫、事務所、プレカット工場および商品在庫など9億6,400万円を特別損失計上したことから、純利益は大幅減となった。

 住宅資材事業では、長期優良住宅の普及、国際材の利用促進、太陽光発電の取扱いの拡大などに注力した結果、売上高1,629億500万円(同7.0%増)、営業利益13億7,300万円(同5.7%増)。不動産事業では、マンション1,129戸、戸建住宅207戸を計上、売上高439億4,600万円(同9.4%増)、営業利益13億7,300万円(同5.7%増)となった。

 次期については、連結売上高2,300億円、営業利益22億円、経常利益11億円、当期純利益5億円を見込んでいる。

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