(株)不動産経済研究所は18日、4月の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の近畿圏のマンション発売戸数は1,116戸(前年同月比▲19.8%)で、3ヵ月ぶりの減少となった。
発売戸数に対する契約戸数は782戸で、月間契約率は70.1%(前年同月比2.2ポイントダウン)と、3ヵ月連続で70%台をキープした。1戸当たりの平均価格は3,672万円(同1.2%アップ)、1平方メートル当たり単価は50万7,000円(同5.6%アップ)となった。また、販売在庫数は3,130戸で、前月末に比べて181戸の減少となった。
即日完売物件は「ジオグランデ梅田3期2次」(大阪市北区、3戸、平均価格4,537万円、平均倍率1倍、最高倍率1倍)など、3物件34戸。
なお、5月の発売戸数は2,000戸程度の見込み。