東京建物(株)、鹿島建設(株)、昭栄(株)、日本土地建物(株)、戸田建設(株)が共同で開発を進めている大規模複合ビル事業「中野駅前開発プロジェクト」の施設名称が「中野セントラルパーク」に決定した。
同プロジェクトは、JR「中野」駅至近の警察大学校跡地約16.8haの中心部において、東京建物等が出資する「中野駅前開発特定目的会社」が事業主体となり、国土交通省から民間都市再生整備事業計画の認定を受け進めているもの。
オフィスや店舗などからなるイースト(東棟、敷地面積6,045平方メートル、地上10階地下2階建て)とサウス(南棟、同2万3,835平方メートル、地上22階地下1階建て)およびレジデンス(住宅棟、同937平方メートル、地上5階建て、賃貸住宅17戸)で構成される。
同エリアでは、都市計画公園や道路が整備され、明治大学等3大学の進出が決定しているほか、すでに東京警察病院が開業している。また、駅周辺には新たに西口改札や新北口駅前広場等の整備が予定されており、北口エリアは商業・業務、教育・文化、医療、居住、公共公益機能を備えた複合市街地を形成していく。
「中野セントラルパーク」の名称は、駅周辺に位置し、中野の新たな中心を表現する「セントラル」と、公園都市を想起させる「パーク」を組み合わせたもの。特に「パーク」という言葉を付加することで、隣接の都市計画公園との一体感のある“グリーンバリュー”を表現している。
2012年3月にはイーストが竣工。同年5月にサウスとレジデンスが竣工予定。