アトラクターズ・ラボ(株)は、分譲年別のマンション評価推移の調査結果を発表した。
同社が運営する分譲マンション購入者向け会員制サイト「住まいサーフィン」の会員が訪問した累計6,778件の物件評価を分譲年ごとに確認、購入意向者が住戸設計、住戸環境、使い勝手、共用部分、周辺環境、総合評価、コストパフォーマンスの7つの項目について、5段階評価したものをまとめたもの。
いずれの項目も年を追うごとに評価が低下している結果が浮き彫りに。なお、03~06年平均と07~10年平均の比較で評価の下落幅が大きいのは、コストパフォーマンス(3.52が3.06に)と総合評価(3.72が3.34に)で、逆に周辺環境(3.70が3.50に)と使い勝手(3.68が3.44に)は下落幅が小さかった。
またコストパフォーマンスの推移を都区部の分譲価格の推移に重ねたところ、分譲価格が上がるにつれ、コストパフォーマンス評価が下がるという相関関係が明らかとなった。