不動産ニュース / 調査・統計データ

2025/6/18

注文住宅建築時、最重要視するのは「耐震性」

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は18日、「注文住宅を建てるまでの実態調査」結果を発表した。

 今後3年以内に注文住宅の購入を検討している人(検討者)および、過去3年以内に注文住宅を購入(経験者)した23~78歳の男女を対象に、注文住宅の建築に関する調査を実施。回答数は865名。

 土地の探し方については「不動産ポータルサイト(アットホーム、SUUMOなど)から探す」が、検討者(65.9%)・経験者(44.8%)ともに最多だった。注文住宅を選んだ決め手については、「設備や間取りを好きなように選べるから」が、検討者(52.7%)・経験者(51.4%)ともに1位。また、検討者については、「家族のライフスタイルに合わせたプランができるから」(52.2%)という回答が僅差で2位だった。なお、注文住宅以外に検討した住宅タイプについては、「新築建売の一戸建て」が検討者(62.8%)・経験者(59.4%)ともに1位となり、いずれも約6割を占めた。

 工務店・ハウスメーカーの探し方については、検討者の1位が「不動産ポータルサイト・アプリ」(51.1%)、経験者の1位は「住宅展示場を訪問」(42.7%)に。不動産ポータルサイトを使ったという経験者にポータルサイトを見てよかったことを聞くと、「さまざまな建築事例を見ることができて参考になった」(44.4%)や「事例や土地からなど、さまざまな探し方ができた」(41.7%)、「工務店・ハウスメーカーについて詳しく知れた」(41.0%)等の意見が多かった。

 建築について、重視した(したい)ことについては、「耐震性に優れていること」が検討者(55.0%)・経験者(48.9%)ともに最多。続いて「断熱性・気密性に優れていること」が検討者(52.7%)・経験者(46.8%)ともに2位となり、住宅性能に関する項目が続いた。

 間取りに取り入れた(取り入れたい)要素については、「ウォークインクローゼット」が検討者(48.9%)・経験者(47.7%)ともに約半数を占めた。経験者の2位は「パントリー」(36.1%)となり、収納に関する項目が続いた。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。