野村リビングサポート(株)は30日、分譲マンション専有部向け無料モニターサービス「リビングQコール」の導入対象を拡大するとともに、同サービスをベースとした賃貸マンション向け新サービス「リビングQコール for RENT」を開発、導入を開始すると発表した。
同サービスは、マンション専有部内の機器トラブルの緊急対応、家事等にかかわるサービスやリフォームおよびハウスクリーニングについての相談・紹介等を行なうもの。入居者満足の向上や意見・要望を収集することによりサービス品質の改善につなげることが目的。これまで野村不動産(株)が分譲し、野村リビングサポートが管理する分譲マンションブランド「プラウドシリーズ」の全てに導入にしてきたが、このほど首都圏1都3県でのサービス体制が整ったことにより、現在の3万戸から6万戸へ倍増させる。
一方、賃貸マンション向け新サービス「リビングQコール for RENT」は、住戸内の機器トラブルへの緊急対応に加え、入居者が旅行・レジャー施設・飲食等を割引価格で利用できる福利厚生サービスを設けている。導入は6月1日から野村リビングサポートがプロパティマネジメント業務を受託している賃貸マンション「プラウドフラット」を対象にスタート、入居者満足の向上などをめざしていく。