不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/6/3

震災後の投資用1棟物件価格、鉄骨造・木造で下落傾向に/ファーストロジック調査

 不動産ポータルサイトを運営する(株)ファーストロジックは3日、2011年5月期の「投資用・居住用不動産の市場動向」を発表した。同社ウェブサイトに新規登録された全国の投資用不動産、東京都内の居住用不動産を対象に分析した。

 投資用1棟物件の表面利回りは、マンションが鉄筋コンクリート造9.26%(前月比▲0.07ポイント)、鉄骨鉄筋コンクリート造9.66%(同▲0.38ポイント)、アパートが鉄骨造10.59%(同0.12ポイントアップ)、木造11.27%(同0.51ポイントアップ)。鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造では家賃収入に対して物件価格が上昇、鉄骨・木造では下落傾向にあった。

 一方、投資用区分所有マンションの表面利回りは11.00%(同0.72ポイント上昇)と、家賃収入に対して物件価格は下落傾向に。また、東京都内の居住用物件の1平方メートル当たりの単価は、マンション54万4,300円(同1万8,400円上昇)、一戸建て46万6,800円(同4万7,100円上昇)と、物件価格は先月から反発して上昇傾向となった。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。