不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/6/13

販売用不動産譲渡により営業損失計上/明豊エンタープライズ11年7月期第3四半期決算

 (株)明豊エンタープライズは10日、2011年7月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年8月1日~11年4月30日)の連結売上高は124億5,100万円(前年同期比▲3.5%)、営業損失1億5,400万円(前年同期:営業利益5億1,600万円)、経常損失3億5,600万円(同:経常利益1億7,400万円)、四半期損失3億4,200万円(同:四半期純利益3億6,900万円)。期中、賃貸マンション「エコロジー東陽町プロセンチュリー」の信託受益権を販売用不動産として譲渡。帳簿価額を売上原価へ計上したことから、大幅な減益となった。

 主力の不動産分譲事業は、同社最大級の開発プロジェクト「エコロジー木場公園プロセンチュリー」(東京都江東区)や「エコロジー東陽町プロセンチュリー」(同)等を売却したほか、「神奈川県横浜市鶴見区プロジェクト」の持分譲渡等を行ない、売上高109億6,200万円を計上。セグメント損失は1億9,400万円となった。
 また、不動産賃貸事事業は、「エコロジー木場公園プロセンチュリー」等の賃貸収入のほか、プロパティ・マネジメント報酬により売上高は13億1,400万円、セグメント別利益は1億6,900万円となった。

 なお、通期では、連結売上高156億円、営業利益4億円、経常利益1億1,000万円、当期純利益8,000万円を見込んでいる。

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