(株)不動産経済研究所は16日、5月の首都圏マンション市場動向を発表した。
同月の首都圏マンション発売戸数は3,914戸(前年同月比3.6%、前月比67.6%増)。東日本大震災による営業自粛から回復。供給戸数は前年を上回った。
一方、月間契約率も79.2%(前年同月比2.2ポイント増)と、3ヵ月連続で70%台後半を維持、80%に迫った。1戸当たりの価格は4,718万円(同1.2%増)、1平方メートル当たり単価は67万2,000円(同▲0.3%)。また、販売在庫数は4,582戸で、前月末に比べて47戸増加した。
即日完売物件は「プラウド大井ゼームス坂」(東京都品川区、164戸、平均価格7,078万円、平均倍率1.38倍、最高倍率6倍)など、20物件838戸。20階以上の超高層物件は14物件351戸、契約率は73.5%だった。
なお、6月の発売戸数は5,500戸の見込み。