プロロジスは23日、マルチテナント型大型物流施設「プロロジスパーク 座間2」(神奈川県座間市)を着工した。竣工は2012年8月を予定している。
「プロロジスパーク座間2」は、座間市広野台で現在稼働中の同型施設「プロロジスパーク座間I」に隣接し、竣工後は2棟合わせて総敷地面積約11万平方メートル、総延床面積約25万5,000平方メートルの、プロロジス国内最大級の物流施設となる見込み。設備やアメニティ施設を共用できるため効率的な施設運営も可能となる。
国道246号線から約2km、東名高速・横浜町田ICより約5km、厚木ICから約10km弱ほか、東日本・西日本へのアクセス至便な場所に位置。さらに鉄道では小田急線「南林間」駅、東急田園都市線・小田急線「中央林間」駅、小田急線「小田急相模原」駅、同「相武台」駅よりそれぞれ約3km圏内と公共交通の利便性も高い。
建物は、柱プレキャストコンクリート造、梁鉄骨造地上5階建て、敷地面積約4万9,821平方メートル、延床面積約11万5,952平方メートル。大型コンテナ車が各階へ直接乗り入れることができるランプウェイ2基、および合計約155台分のトラックバース、屋上・地上で約320台分の乗用車用駐車場を備えている。
また、東日本大震災を受け、免震構造、館内の緊急地震速報システム、地下水供給設備・自家用発電機の設置など、災害発生時の被害を最小限とし、早急な業務再開をめざす取組みを計画している。