ハウスコム(株)は23日、2011年3月期業績(非連結)を発表した。
当期(10年4月1日~11年3月31日)の売上高は75億6,299万8,000円(前期比1.4%増)、営業利益は5億824万6,000円(同4.4%増)、経常利益は6億4,385万5,000円(同7.0%増)、当期純利益は2億9,313万1,000円(同▲8.2%)。
主力の不動産賃貸仲介事業においては、首都圏を中心とした新規店舗の開設を進め、122店舗(11年3月末現在)体制を実現。また広告戦略強化を目的としたインターネット・携帯端末への情報提供の拡充、および他社管理会社との連携によるさまざまなタイプの賃貸物件確保などに努めた。結果、仲介件数が5万8,000件(同約1,700件増)、売上高41億3,676万3,000円(同1.9%増)を計上した。
仲介業務関連収入事業においては、成約件数増加に伴い広告代理店手数料、損害保険代理店収入も増加、売上高22億1,202万2,000円(同2.1%増)となった。
次期については、売上高79億1,254万9,000円(同4.6%増)、営業利益5億2,429万8,000円(同3.2%増)、経常利益6億1,488万2,000円(同▲4.5%)、当期純利益3億1,307万7,000円(同6.8%増)を見込む。