不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/6/28

首都圏新築戸建、平均価格が2年ぶり3,300万円超え/アットホーム調査

 不動総合情報サービスのアットホーム(株)は28日、2011年5月期の首都圏新築戸建住宅および中古マンションの登録・成約価格について発表した。同社の全国不動産情報ネットワークにおける登録物件(新築戸建7,183件、中古マンション1,433件)と成約物件(新築物件1,493件、中古マンション397件)の価格についてまとめたもの。

 新築戸建の登録価格は、首都圏平均で1戸あたり3,299万円(前年同月比7.1%増)で、7ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸当たり3,305万円(同5.9%増)と5ヵ月連続のプラスとなり、前月までの上昇率低下傾向が一転、大幅な上昇に転じた。東京23区で5,000万円以上の物件成約が2割を超えたことなどが要因。なお、成約価格の平均は3ヵ月ぶりに登録価格平均を上回り、また成約価格の3,300万円超えは2年ぶり。

 中古マンションの登録価格は、首都圏平均で1戸当たり2,318万円(同3.9%増)で、前年同月比で18ヵ月連続のプラスとなった。成約価格は1戸あたり2,167万円(同3.8%増)で、前月の横ばいから再びプラスに。価格の高い東京23区の成約が堅調だったことなどが影響している。

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