不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/6/29

全人口に占める65歳以上の割合、23.1%まで拡大/平成22年国勢調査速報

 総務省は29日、平成22(2010)年国勢調査の抽出速報集計結果を公表した。

 平成22年10月1日現在の日本の人口は1億2,805万6,000人と、前回調査時の2005年からほぼ横ばいであった。

 15歳未満人口は1,679万8,000人(05年調査比▲4.1%)と減少した一方で、65歳以上人口は2,929万3,000人(同14.1%増)と大幅に増加した。
 年齢層別の総人口に占める比率については、15歳未満は総人口の13.2%、15~64歳は同63.7%、65歳以上は同23.1%で、総人口に占める65歳以上人口割合は、イタリア、ドイツ(ともに20.4%)を上回り、世界でもっとも高い水準となった。

 また一般世帯数は5,092万8,000世帯と、調査開始以来初めて5,000万世帯を突破。うち1人世帯が1,588万5,000世帯と、一般世帯の31.2%を占めた。世帯人員が3人以下の世帯は、平成2(1990)年以降調査ごとに増加しているが、4人以上の世帯は逆に調査ごとに減少している。

 「一人暮らし65歳以上人口」は457万7,000人(05年調査比18.4%増)にのぼり、65歳以上人口の実に15.6%が一人暮らしをしていることが明らかになった。

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