不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/7/1

路線価発表。最高路線価上昇は福岡県のみ/国税庁

 国税庁は1日、平成23(2011)年分の相続税および贈与税の課税における土地等の評価基準額(路線価等)を発表した。

 都道府県所在都市の最高路線価トップは、10年と同じく東京都中央区銀座5丁目の「銀座中央通り」で1平方メートル当たり2,200万円(対前年増減率▲5.2%)と、引き続きの下落。以下、大阪府北区角田町「御堂筋」の680万円(同▲6.1%)、横浜市西区南幸1丁目「横浜駅西口バスターミナル前通り」の591万円(同▲2.2%)。いずれも去年に引き続きの下落基調であるが、いずれも下落幅は縮小した。

 上昇は福岡県中央区天神2丁目「渡辺通り」の464万円(同1.1%増)のみ。名古屋市中村区名駅1丁目「名駅通り」、奈良県東向中町「大宮通り」、津市羽所町「津停車場線通り」は横ばいで、それ以外はすべて下落した。

 なお、東日本大震災により相当な被害を受けた地域として財務大臣の指定する地域にある土地等の表羽化方法については、10月ないし11月に国税庁ホームページで公開予定とのこと。

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