不動産ニュース / その他

2011/7/4

木材調達実績を公表、1年前倒しで伐採権の確認を達成/ミサワホーム

 ミサワホーム(株)はこのほど、2010年度の木材調達実績を自社ホームページで公表した。木材の責任ある調達を約束する姿勢を公表し、地球規模で求められている生物多様性の保全という社会的責任という目的を果たすため10年6月、独自の「木材調達ガイドライン」を策定しており、このほどその実績をまとめたもの。

 同ガイドラインでは、調達方針を確実なものとするため、木質系工業化住宅の構造体を対象とした3段階のレベル目標を設定。「供給源の特定(Level1)」では、森林供給源まで遡ったサプライチェーンを明確にするため仕入先の調査を実施し、10年度中の100%特定との目標を達成。「伐採権の確認(Level2)」では、森林供給源の合法性を検証し、11年度までに100%確認との目標を1年前倒しで達成した。
 また、「認証材の使用(Level3)」では、森林認証を受けた木材の使用比率を14年度までに70%の目標を掲げていたが、10年度は目標としていた44%を上回る66%となった。

 これら調達目標の確認・評価方法としてWWFジャパンが作成公開している「林産物調達チェックリスト」に基づく評価点は、09年度のスタート段階で100ポイント満点中48.0ポイントから58.2ポイントと21%向上した。

 同社では、認証材の使用比率70%達成に向け、今後も仕入れ企業と連携した活動を実施してくとしている。

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