不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/7/6

一部たな卸資産の評価損を計上、純利益6割減/トーセイ11年11月期第2四半期決算

 トーセイ(株)は5日、2011年11月期第2四半期決算を発表した。

 当期(10年12月1日~11年5月31日)の連結売上高は107億100万円(前年同期比▲33.6%)、営業利益は11億1,000万円(同▲45.3%)、経常利益は6億5,000万円(同▲60.4%)、当期純利益は3億8,100万円(同▲59.8%)。

 不動産流動化事業では、Restyling事業において「ヒルトップ横濱根岸」(横浜市磯子区)、「エコロジー落合レジデンスI・II」(東京都新宿区)など56戸を販売したことに加え、3棟のバリューアップ物件の販売を実施。売上高64億8,900万円、営業利益10億9,400万円を計上した。

 不動産開発事業は、戸建住宅を5戸販売し売上高3億400万円を計上したが、一部の物件で6億円の簿価切下げを実施。評価損を計上したことで、営業損失5億5,000万円となった。

 不動産賃貸事業では、稼働率の維持に注力し、売上高6億5,800万円、営業利益6億3,000万円を計上。 

 不動産ファンド事業は、アセットマネジメントフィーが安定的に計上されたことに加え、大型案件の売買に係る仲介手数料収入を計上。売上高は6億6,200万円、営業利益は4億1,200万円となった。

 通期においては、連結売上高252億4,200万円、営業利益22億3,700万円、経常利益13億4,600万円、当期純利益6億8,500万円を見込んでいる。

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