阪急リート投資法人（HRI）は2011年5月期決算を発表した。
今期（2010年12月1日～11年5月31日）の営業収益は47億4,200万円（前期比▲1.7％）、営業利益15億6,100万円（同0.5％増）、経常利益10億8,500万円（同2.2％増）、純利益10億8,400万円（同2.2％増）。1口当たり分配金は1万2,694円（同279円増）。
オペレーショナル・マネジメント（区画の用途特性に応じた運営）の最適化に注力し、テナント満足度の向上、賃料単価・稼働率の維持・向上を図り、ポートフォリオ全体の稼働率を99.6％とした。
また、期中返済期限が到来した長期借入金116億円について、一部短期借入にて借換えを実施。期末借入金残高は575億円（短期115億円、長期460億円）となった。
次期は営業収益49億2,700万円、営業利益15億2,800万円、経常利益10億5,200万円、純利益10億5,000万円を見込んでいる。
