リベレステ(株)は14日、2011年5月期決算を発表した。
当期(10年6月1日~11年5月31日)は、連結売上高79億7,200万円(前年比▲25.1%)、営業利益8億5,900万円(同▲45.4%)、経常利益7億4,700万円(同▲51.7%)、連結子会社が所有する福島・裏磐梯猫魔のホテルに係る減損損失6,500万円などを特別損失として計上したことにより当期純利益2億8,700万円(同▲58.9%)となった。
セグメント別では、開発事業において、2月までは物件への集客および契約件数が予定通り伸びたものの、東日本大震災による消費マインドの落ち込みや資材の納期が来期にずれ込んだたため、売上高45億1,400万円(前年同期比125.4%増)、セグメント利益8億2,500万円(同406.8%増)となった。
建築事業では、新規の建築案件が減少するなか、慎重な受注と事業収益を重視したことにより売上高3億6,400万円(同43.0%増)、セグメント利益1,000万円(同▲18.2%)となった。
不動産販売事業では、再販物件の仕入が減少したことにより売上高12億4,100万円(同▲81.7%)、セグメント利益1億7,400万円(同▲89.3%)となった。
ホテル事業では、計画通り前期に対し集客が確保できていたが、東日本大震災の影響により、売上高13億9,600万円(同10.0%増)、セグメント損失6,500万円(前年同期:セグメント損失1億1,800万円)となった。
次期は、連結売上高126億8,400万円、営業利益16億1,300万円、経常利益14億8,100万円、当期純利益8億2,800万円を見込んでいる。