不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/7/25

「めやす賃料表示」認知度2割も、6割が「わかりやすい」と評価/日管協調査

 (財)日本賃貸住宅管理協会はこのほど、同協会が推進している「めやす賃料表示」契約者アンケート結果を発表した。「めやす賃料」表示を取り入れている会員会社店頭で賃貸借契約をしたユーザー379名を調査した。

 「めやす賃料を来店前から知っているか」の問いでは、「知らなかった」が78.9%、「知っていた」が21.1%と事前認知度は2割に過ぎなかった。ただし「めやす賃料はわかりやすいと思うか」の問いでは、「わかりやすい」が61.8%と評価は高かった。

 また、「めやす賃料を参考にした」とするユーザーが44.4%と4割を超え、とくに女性は50.7%と過半数に達した。利用方法については64.7%が「検討している物件同士をめやす賃料で比較した」と答えていた。

 一方、めやす賃料への不満点として「表示が小さい」「駐車場代なども入れてほしい」「4年間のアベレージだけでなく、総額も表示してほしい」といった声が寄せられたことから、同協会では「項目や表示方法に改善の課題がある」とし、これらについて改善を検討していく方針。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/5

「月刊不動産流通2025年7月号」発売中!

「月刊不動産流通2025年7月号」が好評発売中です。購入はショップサイトから。
特集は、「事業者・自治体がリード!二地域居住」。
近年人口減少により地域の活力が失われていくという危機感を持ち、活気を取り戻すために二地域居住を促進させている地域が多くあります。今回は、そんな二地域居住に積極的に取り組んでいる事業者を取材。具体的な事例やその狙い、実際に表れている効果なども紹介しています。