国土交通省は26日、「平成23年度住宅・建築関連先導技術開発助成事業」として41件を採択したと発表した。
同事業は、環境問題等の緊急に対応すべき政策課題に係る先導的技術の開発を公募。優れた技術開発に対して、国が費用の一部を補助するもので、平成17年度より実施している。技術開発の募集テーマは、(1)住宅等におけるエネルギーの効率的な利用に資する技術開発、(2)住宅等に係る省資源、廃棄物削減に資する技術開発、(3)住宅等の安全性の向上に資する技術開発、の3つ。補助金は、技術開発に要する費用の1/2以内(限度額は5,000万円/年・件)。
4月28日~6月3日の応募期間内に65件の応募があり、うち41件が採択された。内訳は「住宅等におけるエネルギーの効率的な利用に資する技術開発」が応募26件中採択15件、「住宅等に係る省資源、廃棄物削減に資する技術開発」が応募10件中採択7件、「住宅等の安全性の向上に資する技術開発」が応募29件中採択19件だった。