ダイビル(株)は27日、2012年3月期第1四半期決算を発表した。
当期(11年4月1日~6月30日)は連結売上高83億6,700万円(前年同期比▲2.3%)、営業利益26億6,300万円(同2.8%増)、経常利益24億4,500万円(同8.3%増)、当期純利益13億8,400万円(前年同期:四半期純損失2億8,400万円)。最終利益の大幅増は、前期に計上した建替関連損失による特別損失の反動によるもの。
主力の土地建物賃貸事業において、売上高は64億6,000万円と前年同期比で0.3%の増収となった。一方、費用面では、前連結会計年度に取得した「青山ライズスクエア」の固定資産税負担が新たに発生したが、減価償却費が減少したことなどにより、営業利益28億100万円と7.9%の増益となった。
ビル管理事業は、大口受託契約の解約の影響などにより、営業収益は18億1,700万円(前年同期比▲10.5%)、営業利益は1億3,700万円(同▲37.6%)と減収減益に。
通期については、売上高340億円、営業利益100億円、経常利益87億円、当期純利益45億円を見込んでいる。