不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/7/28

新規物件稼働などが寄与、不動産事業売上高29%の増/ヒューリック11年12月期第2四半期決算

 ヒューリック(株)は28日、2011年12月期第2四半期決算を発表した。

 当期(11年1月1日~6月30日)の連結売上高は196億2,900万円(前年同期比28.6%増)、営業利益96億6,000万円(同35.0%増)、経常利益83億8,700万円(同43.8%増)、当期純利益42億6,900万円(同31.9%増)と、2ケタ増収増益。

 主力の不動産事業は、新規賃貸ビルの竣工や合併による承継物件の賃料収入が寄与。営業収益179億2,400万円(同29.5%増)、営業利益105億8,200万円(同32.7%増)となった。保険事業は、既存代理店の営業権獲得を重点戦略に法人取引を拡充。営業収益13億3,900万円(同19.7%増)、営業利益3億9,700万円(同14.1%増)を確保した。

 なお、通期では、連結売上高450億円、営業利益185億円、経常利益150億円、当期純利益80億円を見込んでいる。

 同社は現在、3ヵ年の中期計画(10年12月期~12年12月期)を推進中で、次期中期計画では経常利益200億円の達成を目標とする。不動産賃貸事業をコア事業とし既存物件の建替えを推進。オフィス以外にも、賃貸マンションや高齢者用住宅の割合を増やしていく。今後は、PPP事業、新規投資・開発事業にも注力するほか、新たなビジネスとして、出口売却を前提とした短期投資型ビジネス、M&A、海外投資、CSRソリューションの充実を図る。

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