不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/7/28

マンション計上戸数大幅増、最終利益30億円超に/野村不HD12年3月期第1四半期決算

 野村不動産ホールディングス(株)は28日、2012年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~6月30日)の連結売上高は733億5,100万円(前年同期比25.4%増)、営業利益100億400万円(同122.3%増)、経常利益62億4,000万円(同752.4%増)、当期純利益30億4,100万円(前年同期:当期純損失5億9,300万円)と大幅増収で黒字回復した。

 主力の住宅事業セグメントは、マンション計上戸数321戸(前年同期比75.4%増)、売上高185億7,100万円(同112.9%増)と大幅増。完成在庫も、前年同期末の398戸から50戸まで減少し、同セグメントの売上高は311億6,900万円(同45.4%増)、営業利益は14億1,900万円(前年同期:営業損失21億4,400万円)となった。

 ビル事業セグメントでは、新規稼働ビルが収益寄与。空室率も3.8%(同▲2.0ポイント)となり、売上高は234億8,500万円(同6.5%増)、営業利益は59億8,500万円(同14.9%増)となった。

 なお通期については、連結売上高3,900億円、営業利益440億円、経常利益280億円、当期純利益130億円を見込む。

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