不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/8/1

特損計上で最終赤字に/アパマンショップHD11年9月期第3四半期決算

 (株)アパマンショップホールディングスは29日、2011年9月期第3四半期決算を発表した。

 当期(10年10月1日~11年6月30日)の連結売上高は327億9,300万円(前年同期比▲7.1%)、営業利益17億9,100万円(同64.4%増)、経常利益7億2,300万円(同49.5%増)、当期純損失5億5,900万円(前年同期:当期純利益1,100万円)。有利子負債の削減を目的とした売却予定不動産のうち、4物件について売却見込み額との差額を減損損失として3億9,100万円計上するなど、特別損失計上により最終赤字となっている。

 主力のあっせん事業は、連結子会社である(株)アパマンショップリーシングの直営店が契約ベース69店と、前年同期比5店舗増えたほか、直営店1店舗当たりの契約件数、関連サービスが増加。また、入居者の生活提案を図るため、本部が推進するインターネット回線および家具・家電の販売などさまざまなキャンペーンを推進し、反響数および契約数の増大を図った結果、売上高は61億6,600万円(前年同期比6.8%増)、営業利益13億9,100万円となった。
 プロパティ・マネジメント事業では、引き続き入居率および収益性向上への取組みを強化。関連サービスの拡大につとめ、売上高211億4,000万円、営業利益6億7,100万円となった。

 なお通期は、売上高430億円、営業利益20億円、経常利益6億5,000万円、当期純損失18億円を見込んでいる。

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