東京建物(株)は3日、2011年12月期第2四半期決算を発表した。
当期(11年1月1日~6月30日)の連結営業収益は883億2,100万円(前年同期比8.5%増)、営業利益69億6,000万円(同▲21.9%)、経常利益23億1,600万円(同▲40.6%)、四半期純利益10億7,900万円(同▲32.8%)。東日本大震災による災害損失5億8,000万円を特別損失計上し、最終利益は大幅なダウン。
セグメント別では、賃貸事業が前期計上された賃貸ビル売却がなかったことから、営業収益は213億円6,300万円(同▲23.5%)、営業利益は63億3,200万円(同▲35.9%)。分譲事業では、マンション売上計上戸数が844戸(同50.4%増)となるなど営業収益509億3,400万円(同35.0%増)、営業利益30億3,200万円(同289.8%増)となった。
通期では、営業収益1,900億円、営業利益250億円、経常利益150億円、当期純利益60億円を見込んでいる。