日神不動産（株）は3日、2012年3月期第1四半期決算を発表した。
当期（11年4月1日～6月30日）の連結売上高は68億2,100万円（前年同期比67.8％増）、営業損失6,600万円（前年同期：営業損失2億700万円）、経常利益9,200万円（同：経常損失2億100万円）、当期純利益1億1,000万円（前年同期比▲90.1％）。多田建設（株）の連結化による収益増があったものの、マンション販売が在庫物件だけとなったこともあり営業赤字となっている。
主力の不動産事業は、在庫物件のみ62戸を売上計上。売上高18億1,800万円（同▲25.9％）、営業損失3億3,200万円（前年同期：営業損失3億2,500万円）となった。ただ、完成在庫は92戸（11年3月末：137戸）まで減少、2ケタとなった。
なお、通期では連結売上高480億円、営業利益32億円、経常利益30億円、当期純利益28億円をめざす。
