不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/8/5

不動産賃貸事業・分譲事業ともふるわず減収減益/NTT都市開発12年3月期第1四半期決算

 エヌ・ティ・ティ都市開発(株)は4日、2012年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(11年4月1日~6月30日)の連結業績は、営業収益281億7,700万円(前年同期比▲11.7%)、営業利益61億6,200万円(同▲11.7%)、経常利益47億9,900万円(同▲16.5%)、当期純利益27億1,600万円(同▲1.6%)。

 不動産賃貸事業は、11年3月期に竣工した物件および新たに竣工した物件の賃料収入等や、既存物件の賃料収入の減少などにより、営業収益226億2,300万円(同▲1.7%)、営業利益74億4,300万円(同0.4%増)となった。オフィスビルの平均空室率は、都心5区では3.7%、全国ベースでは6.0%。

 分譲事業については、マンション分譲事業で、過年度竣工物件30戸の引渡しを実施したものの、引渡し戸数の減少等により、営業収益27億5,800万円(同▲61.4%)、営業利益9,700万円(同▲90.1%)の減収減益となった。

 なお、通期の連結業績予想は、営業収益1,440億円、営業利益245億円、経常利益187億円、当期純利益95億円を見込んでいる。

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