FCレジデンシャル投資法人(FCR)といちご不動産投資法人(IRE)は8日、11月1日を効力発生日とする合併契約を締結した。FCRが存続法人、IREが消滅法人となる。
合併により資産規模を拡大し、ポートフォリオの質の向上を図ることにより、収益安定性の向上、投資口の流動性の向上を図ることが、両投資法人の投資主価値向上に資するという共通の認識に至ったことから合意したもの。
IREの投資口1口に対し、FCRの投資口7分の3を割り当て、合併比率はIRE:FCR=7:3となる。IREは10月27日に上場廃止となる見込み。
なお、IREの資産運用会社であるいちごリートマネジメント(株)は15日付けで、FCRの資産運用会社であるファンドクリエーション不動産投信(株)が保有する全株式を取得し、両資産運用会社の統合を図る。