ハイアス・アンド・カンパニー(株)は4日、「間取りに関する意識調査」結果を発表した。2011年7月22~24日、同社サイトを通じて、インターネットユーザーにアンケートを実施したもので、2,381人(既婚1,642人、未婚739人)から有効回答を得た。
「あなたが現在お住まいの間取りを教えてください」と「あなたは今幸せですか」の質問に対する結果(幸せ=幸せである・どちらかというと幸せである、不幸=幸せでない・どちらかというと幸せでない)をクロス集計し、ランキングを決定。
幸せな人の間取りの1位は「4LDK」、2位は「2LDK」、3位は「3LDK」、不幸な人の間取りの1位は「2LDK」、2位は「1K」、3位は「3LDK」となり、必ずしも部屋数が多ければ多いほど幸せだとはいえない結果となった。
幸せな人の間取りのトップ3がすべて、リビングとダイニングがある間取りであることから、誰かと一緒にくつろいだり、食事をしたりする空間がないと、部屋数が複数あったとしても幸せに感じにくいのではないかと同社は分析している。
また、既婚者に対し、間取りが原因で夫婦げんかをしたことがあるかについて聞いたところ、1割強(13.2%)が「ある」と回答した。喧嘩の原因は、「狭さ」のほか、「トイレ関連(取合い、におい等)」、「音関連(生活時間が異なるため気になる生活音、いびき等)」といった定番の回答が挙がった。なお、最も多かったのは「収納不足」であった。
詳細についてはこちら(http://www.r-plus-house.com/1107enq_result.html)まで。