不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/8/9

住宅業況指数、戸建注文・低層賃貸住宅ともプラス維持/住団連調査

 (社)住宅生産団体連合会は9日、「平成23年度第2回住宅業況調査報告」を発表した。同会会員各社の支店・営業所・展示場等の営業責任者に対し、3ヵ月ごとに住宅市場の業況感についてアンケートを実施。受注棟数や金額などの業況感をもとに指数化しているもの。

 「戸建注文住宅」の受注実績は、前期(平成23年1~3月)に比べ総受注棟数プラス10と、2期連続でプラスを維持。総受注金額もプラス11と、6期連続でプラスが継続した。次期の見通しは、今期比総受注棟数プラス16、総受注金額プラス6。
 また、一棟当たりの床面積実績はプラス3(前期プラス・マイナス0)。次期の見通しはプラス1で、全体としては現状維持が続くとの見込み。顧客動向については、前期と比べ「増加」が25%(同10%)、「減少」が33%(同42%)と、増加傾向が表れてきている。

 「低層賃貸住宅」の受注実績は、前期に比べ総受注戸数プラス2、総受注金額プラス1と、戸数・金額ともに2期連続のプラス。次期の見通しは、総受注戸数プラス9、金額プラス5。一戸当たりの床面積実績はプラス・マイナス0。前期の大幅なプラス(同プラス9)から横ばいとなった。

 なお、住宅経営者の供給意欲は、「かなり強い・強い」「普通」が減少し、「やや弱い・弱い」が増加。経営者のマインドが弱まっている傾向がみられた。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。