総務省は9日、3月31日現在の住民基本台帳に基づく人口、人口動態および世帯数について発表した。
全国の人口は1億2,623万625人(対前年比▲82万7,235人。東日本大震災により報告できない22市町村に係る数字を除くと▲12万2,679人)と、昨年に引き続きの減少となった。出生者が死亡者を下回る「自然減」は14万6,185人で、死亡者数(121万2,094人)は調査開始(1968年)以来過去最高。
全人口に占める年少人口(0~14歳)は13.35%、生産年齢人口(15~64歳)は63.82%と、1994年の調査開始以来毎年減少を続ける一方で、老年人口(65歳以上)は22.83%と、もっとも高い割合となった。
世帯数は、調査開始(1968年)以来毎年増加しており、5,354万9,522世帯(同18万6,721世帯増)であった。