三菱地所レジデンス(株)は、9月にオープンする大規模分譲マンション「ザ・パークハウス 津田沼奏の杜(かなでのもり)」(千葉県習志野市、総戸数721戸)のモデルルームに、バーチャルリアルティシステム「MR(Mixed Reality、複合現実感)」技術を導入する。
モデルルームに導入する「MR」とは、現実世界にCGで描かれた仮想物体を投影し、あたかも実在するように感じさせる技術。来場者が「ヘッドマウントディスプレイ」を覗き込んで動かすことで、図面や映像では伝えきれないマンションのスケール感などをいっそうイメージしやすくする。
同物件は、JR総武線「津田沼」駅前で進む土地区画整理事業の一角に立地。「津田沼」駅までは徒歩7分。A~Dの4棟からなり、A・C棟は鉄筋コンクリート造地上20階建て、B棟は鉄筋コンクリート造地上24階地下1階建て、D棟は鉄筋コンクリート造地上17階地下1階建て。
同エリアで初の免震構造を採用するほか、防災倉庫や非常時発電機を設置。そのほか、環境対策として、一括高圧受電と太陽光発電、同社オリジナルのエコシステム「soleco(ソレッコ)」などを導入する。
なお、同物件の発売は11月下旬を予定。専有面積は56.78~123.27平方メートル、間取りは2LDK~4LDKの43タイプ。販売戸数・価格ともに未定。