不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/8/11

上場JREITの資産総額、取得金額ベースと鑑定評価ベースの開きが過去最大に/東急不動産調査

 東急不動産(株)は10日、第15回「TOREIT 四半期報告」(2011年7月)を発表した。上場JREIT全投資法人の開示情報をデータベース化し、四半期ごとに調査・分析しているもの。

 当期(2011年4~6月期)のJREITの資産規模は、物件数1,875件(前期1,862件)。資産総額は、取得金額ベースで8兆2,197億円(同8兆1,613億円)。鑑定評価額ベースでは7兆6,373億円(同7兆6,283億円)。両者の差は4期連続で拡大し、過去最大の開きとなった。

 期中の取得物件は19件・761億円(同53件・2,038億円)、売却物件は6件・178億円(同22件・352億円)。取得時鑑定キャップレート(対象物件18件)は5.5%(同対象物件53件、5.8%)。共同住宅・商業施設のキャップレートが全地域で低下した。 

 また、運用時NOI利回り(対象物件1,011件)は5.8%(同対象物件1,067件、5.8%)と横ばい。また、鑑定キャップレートは、半年間で全物件平均0.6bp(ベーシスポイント)下落し、平均5.66%となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。