(株)アーバネットコーポレーションは11日、2011年6月期決算(非連結)を発表した。
当期(10年7月1日~11年6月30日)は、売上高50億2,600万円(前期比▲52.6%)、営業利益2億3,600万円(同12.5%増)、経常利益1億3,200万円(同33.6%増)、当期純利益1億2,700万円(同30.4%増)。大幅な減収も、新規開発物件による利益率の向上と固定費の削減で黒字額を増加させた。
主力の不動産開発販売事業は、分譲用ファミリーマンション、コンパクトマンション3棟(76戸)、投資用ワンルームマンション1棟(36戸)および共同事業(菊川PJ)の地位譲渡のほか、設計・施工管理などの業務受託4件などにより、売上高は41億9,200万円(同▲46.2%)となった。
不動産仕入販売事業では、新築残戸ファミリーマンションなどの買取再販による2物件(23戸)の販売および中古ファミリーマンションの買取再販による8物件(8戸)のエンドユーザー向け販売およびそれらの関連業務により、売上高は7億7,200万円(同▲71.6%)となった。
なお、通期は、売上高61億円、営業利益3億6,500万円、経常利益2億7,000万円、当期純利益2億7,000万円を見込む。