不動産ニュース / 政策・制度

2011/8/17

再改訂版「原状回復ガイドライン」を公表/国交省

 国土交通省は「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」の再改訂版を公表した。

 賃貸住宅標準契約書との連動を意識し、原状回復条件(賃借人の負担範囲、原状回復工事の目安単価等)に関するひな形の様式を追加したほか、原状回復費用精算の際の精算明細書のひな形も用意、対象箇所の破損の状態を確認し、精算を具体的に実施できるようにした。
 また特約を設ける際の要件について、現行のガイドラインに記載されている内容が不明確であるとの指摘を受けたことから、最高裁判例やQ&Aを追加し、特約の有効性・無効性の考え方を明確化した。

 その他、経過年数による減価割合について、償却期間経過後の賃借人の負担を10%から1円まで償却できるように改訂。さらにQ&Aと裁判事例の追加を行なった。

 なお、今回の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」(再改訂版)は、http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/genzyokaifuku.htmからダウンロードできる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年12月号
コスパと効果、どちらも大切!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/10/1

「海外トピックス」を更新しました。

vol.433 世界遺産都市マラッカの医療ツーリズム環境【マレーシア】」を更新しました。

医療を目的に渡航する「医療ツーリズム」。マレーシアは近年、その医療ツーリズムの拠点として成長を遂げています。今回は、歴史的街区が有名な国際観光地マラッカの病院を取材。多くの医療ツーリストを受け入れている環境について探りました。…続きは記事をご覧ください☆