不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/8/18

分譲マンション水回りリフォーム需要、11年は1,355億円と予測/矢野経済研究所調査

 (株)矢野経済研究所はこのほど、全国分譲マンション水回り設備リフォームの需要予測を公表した。
 総務省統計局「平成20年住宅・土地統計調査」の調査票情報をもとに、(独)統計センターに依頼・作成した統計によって全国分譲マンションストック戸数を把握、さらに全国の分譲マンションに居住する居住者アンケート調査によるリフォーム実施率、リフォーム単価等を把握したうえで、分析を行なったもの。

 2010年の分譲マンションの水回り設備リフォーム規模は、リーマンショックによる需要落込みの影響が本格化した09年の反動もあり、前年比11.1%増の1,422億円と推計。11年については、東日本大震災の影響により一時的に需要が落ち込むものの、下半期からは持ち直すと予測、同▲4.7%の1,355億円と予測している。

 なお中・長期的な見通しとしては、水回り設備リフォームは景気に左右されず一定の実需が期待できる分野であること、リフォーム適齢期と考えられる築20年以上のマンションストック数が増加することなどから、15年は11年比17.5%増の1,592億円、20年は同35.3%増の1,833億円に拡大すると予測した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。