不動産ニュース / 開発・分譲

2011/8/22

福岡県糸島市で「99年定借」の宅地開発/大建

「荻浦ガーデンサバーブ」完成イメージ
「荻浦ガーデンサバーブ」完成イメージ

 (株)大建は、「英国式リースホールド(99年間の定期借地権)」を採用した宅地開発「荻浦ガーデンサバーブ」(福岡県糸島市)を、九州大学との産学協働事業で進めていく。

 同開発は、JR筑肥線「筑前前原」駅徒歩12分、「美咲が丘」駅徒歩9分に立地。総開発面積2,699.18平方メートルの敷地に、区画面積64.33~116.43平方メートルの宅地18区画を開発するもの。サスティナブルコミュニティ(持続性のある住宅地)をコンセプトとし、住民自らが共有財産を所有・管理し、住宅地の環境を守っていく。同敷地内には、住民の共有資産である2階建てのコモンハウスを設け、1階のコミュニティスペースを平日昼間は託児所、週末は文化教室として、2階をゲストハウスとして使用する。

 また、環境負荷の軽減をめざし、同開発の造成工事の段階での掘削による土砂の搬入・搬出は行なわず、地下空間を作り土砂を敷地内で処理するほか、九州大学による「水資源再利用システム」を採用し、敷地内と周辺地域12haに降る雨水を受け入れる、約100tの貯水タンクを設置する。

 99年の定期借地権付き住宅1戸当たりの価格は1,890万円~。
 住戸は完全フリープランで、木造2階建て(専有面積90平方メートル)をベースに、ニーズに合わせ地下(45平方メートル)とロフト(40平方メートル)を活用し、最大175平方メートルの空間利用を提案する。
 

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