不動産ニュース / 開発・分譲

2011/8/26

神奈川・辻堂駅前に、湘南最大級の商業施設を11月11日オープン/住友商事ほか

「Terrace Mall」外観イメージ
「Terrace Mall」外観イメージ
「湘南ヴィレッジ」イメージ
「湘南ヴィレッジ」イメージ

 住友商事(株)と住商アーバン開発(株)は25日、JR「辻堂」駅前において、GICリアルエステート(シンガポール政府不動産投資公社)と共同で開発を進めている湘南地域最大級の大型商業施設の名称を「Terrace Mall(テラスモール)湘南」(神奈川県藤沢市)に決定したと発表。またテナント全281店舗を決定、2011年11月11日(金)に開業することも明らかにした。

 辻堂駅北口周辺地区都市再生事業の一環として進められているもので、敷地面積約5万9,150平方メートル、延床面積約17万平方メートル、店舗面積約6万3,000平方メートル、総店舗数281店舗、地上4階地下5階建ての地域最大級の商業施設。

 名称「Terrace Mall」には、家の延長でありながら、外の自然も感じられ、人と人が自然に声をかけ合う「テラス」にちなみ、そこに集う人と人を緩やかに結びつける地域コミュニティの役割を果たしてほしい、という思いを込めた。また、施設そのものの形状もテラスを4段に重ねた段丘状のものとし、緑を多く配して、人と自然との調和に配慮している。

 テナントには、ファッション雑貨・インテリアを中心としたライフスタイル商品を取り扱う英国の「Cath Kidston(キャス・キッドソン)」が、世界初となるカフェ「Cath's Cafe」を併設し、出店するほか、ファッション店から飲食店、サービス店、シネマコンプレックスを揃えた。そのほか、周辺街区へ繋がる動線上には、湘南を感じる戸建店舗が路面店感覚で並ぶ「湘南ヴィレッジ」や、3階には、湘南エリアの銘店の味が楽しめるフードコート「潮風キッチン」を導入するなど、地元色のある店舗の導入を決定している。

 住友商事(株)とGICリアルエステートは、国内のみならず国外も視野に入れ、大規模商業施設の共同開発に取り組んでいく方針。

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