不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/8/31

新築時に「省エネ・エコ住宅」にしたい既婚女性が大幅増/フィアスホームカンパニー調査

 (株)LIXIL住宅研究所 フィアスホームカンパニーは、今夏の「節電と暮らし」について、既婚女性にインターネット調査を実施、その結果を発表した。調査期間は6月27日~7月29日。有効回答数は201。

 「電力不足が解消した場合、現在と比べて暮らし方は変わるか?」との問いに対し、「あまり負担を感じないので続ける」が73%、「まだ節約の余地があるので、より積極的に節電行動を実施する」が20%になり、合わせて93%が「節電生活を継続する」と回答した。
 「あなたの節電意識、どの程度か?」との問いでは「積極的に節電行動を実践」が60%、「あまり意識していないが、実施している」が26%に。具体的な節電行動は「コンセントを抜く・ブレーカーを落とす」「エアコンの代わりに扇風機を利用」が上位を占めた。同時に「電力不足でも我慢したくないもの」の問いでは「エアコンの使用」が33%を占めトップとなった。

 また、「新築時にどの程度『省エネ・エコ住宅』を取り入れたいか?」の問いに対しては、「多少割高でも積極的に取り入れたい」との回答が23%となり、2009年6月実施の同質問に対する回答より13%も増加し、多くの人が東日本大震災前よりも省エネ・エコ住宅に関心を持っているとの結果が出た。なお、家族構成別に見ると、各世帯で増加傾向にあるが、特に2世帯同居家庭において、09年6月時点の9%から、今回48%と大幅に増加したのが目立つ結果となった。

 今回の調査について同社は、「多くの既婚女性が大震災後に節電の必要性(電力の大切さ)を改めて実感し、積極的に節電行動を実施するようになり、省エネ・エコ住宅への関心もより高まった」と分析している。

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