不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/8/31

7月の新設住宅着工、持家・分譲住宅ともに大幅増/国交省

 国土交通省は31日、2011年7月の新設住宅着工戸数を発表した。
 
 同月の新設着工戸数は8万3,398戸(前年同月比21.2%増)と、4ヵ月連続で前年比プラスとなった。新設住宅着工床面積も757万4,000平方メートル(同22.5%増)と、4ヵ月連続のプラス。季節調整済年率換算値は、95万5,000戸(同16.9%増)まで増加した。

 利用関係別では、持家が3万2,382戸(同19.1%増)で、3ヵ月ぶりの増加。貸家は3万464戸(同18.5%増)で、2ヵ月連続の増加。分譲住宅も2万244戸(同33.2%増)と、17ヵ月連続の増加となった。分譲住宅の内訳は、マンションが9,785戸(同79.6%増)と4ヵ月連続で増加し、1万戸に迫った。一戸建住宅は1万375戸(同7.8%増)で、2ヵ月連続の増加となった。

 今回のデータについて、同省は「厳しい雇用・所得環境等に加えて、東日本大震災の影響も一部で継続しているとみられるものの、大震災発生後に低下したマインドが徐々に改善してきている可能性がある」とコメントしている。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。