不動産ニュース / ハウジング

2011/9/2

タブレット型端末使ったエネルギーの「見える化システム」搭載の住宅発売/住友林業

家電機器別電力消費量をタブレット型端末で見たイメージ
家電機器別電力消費量をタブレット型端末で見たイメージ

 住友林業(株)は、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)を活用し、家庭内のエネルギー使用状況を「見える化」するシステムを標準搭載した住宅「Smart NAVI」を、5日から全国(沖縄除く)で発売する。

 「見える化システム」は、電力計測タップに接続した家電機器の個別および部屋単位の消費電力、太陽光発電システムによる発電量や売電量をタブレット型専用モニターで確認するもの。電力の使いすぎやムダへの気づき、省エネ行動を促すことで、電力の使用量を低減するとともに環境にも貢献するのが狙い。
 同端末は、HEMSの機能に加え、一般的なタブレット端末と同様、インターネットやEメール、動画像の撮影・再生機能、音楽などが楽しめるほか、さまざまなアプリケーションをダウンロードすることで機能を付加することができる。

 躯体は、住宅性能表示制度の省エネルギー対策の最高等級「4」を標準設定。自然エネルギーを活用した空調設計「涼温房」を採用している。価格は3.3平方メートル当たり58万円(税込)から。初年度販売目標は3,000棟。

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