不動産ニュース / その他

2011/9/2

「夫婦の寝室」などをテーマに「くらしノベーションフォーラム」開催/旭化成ホームズ

第5回「くらしノベーションフォーラム」の様子
第5回「くらしノベーションフォーラム」の様子

 旭化成ホームズ(株)は1日、経団連会館(東京都千代田区)でメディアを対象にした「くらしノベーションフォーラム」を開催した。

 同フォーラムは、住生活提案型商品開発の基礎調査・研究を手がける同社「くらしノベーション研究所」が主催するもので、今回で5回目。

 今回は、大分大学工学部福祉環境工学科准教授の鈴木義弘氏が「近代日本住宅の変容過程とその解釈を正す」をテーマに講演。同氏は、居間中心型の住宅が急伸していることや、和室の動向などについて、事例を挙げて紹介した。続いて、千葉大学工学部特任研究員の切原舞子氏が「夫婦の寝室のとられ方・私的領域形成 をどう読むか」と題した講演を行ない、夫婦別寝などの就寝形態と、寝室のとられ方の実態についての調査結果を紹介。「住まいの中では、親子関係や子育てに関心が行きがちだが、今後は夫婦の居場所について、考えていくことも重要な課題ではないか」などと提言した。

 フォーラムの冒頭挨拶した、旭化成ホームズ取締役兼副社長執行役員、マーケティング本部長・池田英輔氏は「東日本大震災を契機に、人とのつながりに関心が高まっている。住宅も家族とどのようにつながるのか、重要なテーマとなっており、フォーラムを通じて、暮らしのあり方などについて考えていきたい」などと述べた。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆