(株)アルデプロは14日、2011年7月期決算を発表した。
今期(10年8月1日~11年7月31日)の連結経営成績は、売上高47億6,100万円(前年同期比▲43.0%)、営業損失4億8,600万円(前期:営業損失74億7,200万円)、経常損失5億5,100万円(同:経常損失92億1,400万円)となったが、債務免除益5億3,600万円など特別利益の計上などもあり当期純利益5,500万円(同:純損失87億400万円)となった。
主力の不動産再活事業について、個人向けの中古マンション再活事業はこれまで子会社である(株)アルデプロ住宅販売で手がけていたが、期中に保有株式全株を譲渡したため、譲渡後の11年5月以降の連結業績には反映されず、売上高が減少した。また、主に法人向けを対象とした収益用物件や土地などの売上げは、買い手側に物件取得ニーズはあるものの、買い手に対する金融機関による不動産向け融資姿勢の厳格化の影響を受け、低調に推移。結果、売上高42億円(前期比▲44.9%)、営業損失1億7,000万円(前期:営業損失68億8,400万円)となった。
次期については、11年7月中に子会社の(株)アルデプロ住宅販売を譲渡したため、個別業績となり、売上高37億5,700万円、営業利益1億200万円、経常利益1,400万円、純利益1,300万円を見込む。