不動産ニュース / 調査・統計データ

2011/9/16

10年の中古マンション騰落率ランキング、丸紅がトップに/アトラクターズ・ラボ

 不動産マーケティングのアトラクターズ・ラボ(株)は16日、「売主別中古マンション騰落率ランキング」の2010年版の結果を発表した。同年に売り出された中古売り出し価格を01年以降に分譲された新築時の当該住戸と突き合わせ、新築時からの騰落率を算出。売主別(JVを除く)に集計したもの。住戸サンプル数は3万1,578件。30棟以上サンプルがあるディベロッパーのみを対象とした。

 10年の騰落率は、全体平均は▲5.5%で、前年の▲5.3%と若干悪化した。平均築年数5.5年(09年は4.8年)売主別中古騰落率上位ランキングは、1位が丸紅(09年は2位)。平均騰落率は5%で、全体平均よりも10%超上回っている。2位は三菱地所(昨年1位、騰落率3.9%)、3位は有楽土地(昨年ランク外、騰落率2.9%)であった。
 
 なお、騰落率がプラスとなったのは、ランクインした35社中8社。ファミリー向け実需物件は、新築時の坪単価が高いほど資産価値が保たれやすい傾向にあるという。

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