国土交通省は、平成23年度「木のまち整備促進事業」の採択プロジェクトを決定、公表した。
「木のまち整備促進事業」とは、再生産可能な循環資源である木材を大量に使用する建築物の整備により低炭素社会実現を貢献するため、先導的な設計・施工技術を導入する大規模木造建築物建設に対し、その費用の一部を補助する事業。5月27日~7月1日までにプロジェクトを公募したところ、9件の応募があった。
採択プロジェクトは、木質系複合材料を構造材に採用し、木質構造の3階建て事務所ビルを建設する「ミサワホーム事務所ビル新築工事」プロジェクト(ミサワホーム(株)、(株)ミサワホーム総合研究所)、丸太組構法部分と木造軸組構法部分による平面混構造のサービス付高齢者賃貸住宅を建設する「(仮称)サービス付高齢者賃貸住宅ふたば建設工事」プロジェクト((株)キハタトレーディング)など4件のプロジェクト。